夏になってくるとスマホが熱を持つことが多くなってきます。
そんな時に間違った使い方をしてしまうと故障の原因となってしまうので今回は「スマホが熱くなった時」の正しい対処方法を解説します。
スマホが熱くなる原因

スマートフォンはパソコンと同じ精密機械なので使用を続けることでCPUに負荷がかかり発熱していきます。
高い負荷をかける使用方法としては「容量の大きいゲームを長時間する」「充電をしながら使用する」などが挙げられます。
また、数年間使用をすることでスマートフォン自体も経年劣化するため少ない動作で発熱しやすくなってくるので古いスマホほど熱を持ちやすくなります。
熱くなるとどうなるか
スマホが熱を持った状態だとスマホ側のリミッターのようなものが作動するので、動作が極端に重くなります。
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また、バッテリーにも悪影響を与えるのでバッテリー寿命を縮めたりバッテリー容量の低下に繋がります。
スマートフォンは表面積も小さく放熱しにくい構造なので熱には普段から気を遣う必要があります。
スマホが熱い時の対処方法

スマホが熱い時にすべきことを紹介します。スマホを長く使うために、正しい使用方法を心がけましょう。
スマホの電源を切る
一番にすべきなのは「電源を切る」ことです。熱を帯びている時はCPUやバッテリーに負荷がかかっている状態なので、電源を切って問題ない温度に下がるまで放置しておきましょう。
ケースを外して冷却する

スマホケースは熱がこもりやすいので、場合によってはケースを外して使用することも考えましょう。
すでに熱くなってしまっている場合はケースをはずして風通りがよく直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。
新しい充電器を使う
充電器や充電ケーブルも経年劣化することで熱を持ちやすくなります。
古い充電器を使い続けることで熱がスマホに伝わってしまうのでなるべく新しい充電器を使用するようにしましょう。
スマホを買い換える

スマホ自体が2年以上使用されていて、かつ最近になって急に熱くなるようになったのであればスマホの寿命である可能性が高いです。
少しの負荷でも熱を持つ状態になるのでスマホの買い換えを検討してみてもいいかもしれません。
買い換える機種にお悩みでしたらスマホマニアの管理人がお力添えしますのでいつでもコンタクトページよりご相談ください。
スマホが熱い時の禁止行為

逆に、スマホが熱くなった時にしてはいけないことを紹介します。
スマホが熱い時に充電

すでに熱くなっている時に充電をすることでさらにバッテリーが熱を持ってしまうのでやめましょう。
特にバッテリーに悪影響を与え、バッテリー容量の低下を引き起こします。
スマホが熱い時に使用を続ける

スマホが熱くなっているにも関わらず無視して使い続けると、スマホ内の温度がさらに上昇して最終的には強制的に電源が落ちてしまいます。
この状態にまでなると故障の一歩手前まできているので、手に持って熱く感じた時点でゲームなどの使用はやめましょう。
保冷剤で急激に冷やす

冬になると窓の内側に水滴がつくと思いますが、部屋の内外で温度差がありすぎると温度が高い側に水滴が生じます。
熱くなったスマホを急激に冷やすことでこれと同様の現象が起こり、スマホの内側に水滴が生じてしまいます。
「結露」という現象で、防水スマホであっても故障に繋がるので絶対にやめましょう。