スマホが壊れたときに備えて、機種変更をするときに備えてなど電話帳のデータのバックアップは重要です。
今回は驚くほど簡単になった電話帳のバックアップの方法を説明します。
SDカードは不要です
ガラケー時代だと電話帳などのデータを移すときにはSDカードを用いていたので、購入されていた方も多いと思います。
しかしスマホを紛失したときには一緒になくなってしまうため、SDカードは近年ではほとんど使用されていません。
また、紛失しなくてもSDカードのような物理メモリは経年劣化するのでほとんどは2~3年で破損します。
使うのは「Googleコンタクト」
今回電話帳のバックアップに使うアプリは「Googleコンタクト」だけ。
このアプリはGoogle(Gmail)アカウントごとに電話帳データをオンライン上に保存してくれるアプリです。
Googleアカウントはスマホを変えても同じものを使用するのが一般的なので、このアプリを使用していれば機種変更の時もデータ移行の必要がなくなります。
Googleコンタクトをインストール
まず、Google Play Storeで「コンタクト」と検索して出てきたアプリをインストールしましょう。
この時、制作元が「Google LLC」になっていることを確認しましょう。
自分のGoogleアカウントを確認
次に自分が今使用しているGoogleアカウントを確認しましょう。
▼通常は一つのアカウントだけになっています
androidを使っている方は機種変更などをしてもひとつのGoogleアカウントを使い続けることになるので、絶対に忘れないようにしましょう。
電話帳のバックアップ方法
Googleコンタクトでは「バックアップ」を「同期」と呼びますが、下のイメージ図のようにスマホ内の電話帳をGoogleが用意したオンライン上のスペースに移すことになります。
▼Googleコンタクトに同期するイメージ
そしてそのスペースに移したデータは、同じGoogleアカウントを使用しているスマホ全てから読みとることができるようになります。
手順1:今の状態を確認
まずは「Googleコンタクト」アプリを開いて中に電話帳のデータがあるか確認しましょう。
Googleコンタクトは自動バックアップ機能もあるので、画像の右の状態なら既にバックアップは完了しています。
▼既に自動バックアップがされていることも多いです
このアプリの中にはバックアップ済みのデータしか表示されません、全ての電話帳が「Googleコンタクト」で表示されているならもう何もする必要はありません。
手順2:端末内データをバックアップ
全ての電話帳のデータが「コンタクト内」に表示されていない場合は、端末内の電話帳をバックアップします。
下の図の順番に操作を行い、「デバイスの連絡先を同期」をONにします。
▼OSバージョンによって二通りの画面があります。
途中でGoogleアカウントの選択画面が出てきたら自分が使っているアカウントを選択しましょう。
手順3:バックアップできたか確認
そうしたら最初の画面に戻って電話帳が表示されていたらバックアップ完了です。
更新に少し時間がかかることはありますが何度か上から下にスワイプして更新すると表示されると思います。
こうして「Googleコンタクト」で表示できている電話帳は別のスマホでも同じアカウントを使うことで閲覧できるようになります。