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ワシントン・ポスト報道「Chat GPTの利用者数が6月に初めて減少」その背景とは?

OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット「CHAT GPT(Wikipedia)」は昨年にリリースされて以来、テクノロジー業界で最も注目されている製品です。

いわゆる「AI革命」を引き起こし、世界規模であらゆる爆発的な成長を遂げています。

しかしこういったハネムーン期もとうとう終わりを迎えおり、先月このアプリのユーザー数が初めて減少したと米ワシントン・ポスト紙が報じました。



6月には全世界でWEBサイトへのトラフィックが先月比10%減となっており、アクセス数の減少はチャットGPTの新味が薄れた兆候だと指摘されています。

ユーザーエンゲージメントがこれほど大幅に低下している理由は正確には不明とされておりますが、人々が求める題材に対してナンセンスで誤った情報を吐き出すAIの傾向や、コンピューターと話すことに飽きが訪れてしまっているとも言われています。

また、アプリを利用して高等教育を不正に進めてきた大学生が夏休みに入ったため、全体的なエンゲージメントの低下を引き起こしたという可能性も諸説にはあるため今後の情報が気になるところではあります。