10年前と言われるとはるか昔に感じますが、そんな2014年8月に発表されたスマートフォンの中でも注目を集めたのは、サムスンの「Galaxy Alpha」です。
どんな機種だったの?
このモデルは、サムスンがこれまでのプラスチック素材から脱却し、初めて金属フレームを採用したことが大きな話題となりました。
薄型でスタイリッシュなデザインが特徴で、4.7インチのディスプレイを搭載し、解像度は1280×720ピクセルと当時のフラッグシップモデルに比べやや控えめでしたが、十分な画質を提供しました。
Galaxy Alphaは、サムスンの「Exynos 5 」プロセッサを搭載し、2GBのRAM、そして32GBのストレージを備えており、パフォーマンス面でも十分な性能を発揮しました。
また、1200万画素のリアカメラと210万画素のフロントカメラを搭載し、スマートフォンとしての基本機能も充実していました。このスマートフォンは、iPhone 6の登場を前に、サムスンがプレミアム市場に向けての地位を確立するために投入されたモデルでもあります。そのため、Galaxy Alphaはサムスンのデザインや素材へのこだわりを示す重要な一歩となり、後続のモデルに大きな影響を与えました。