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競合3社が結んだ離島のネットワーク、沖縄諸島を結ぶ海底ケーブルが完成

ソフトバンクは7月13日(木)、沖縄セルラーとNTT西日本とで共同開発をしていた沖縄諸島を結ぶ光海底ケーブルの整備が完了し、7月から運用を開始したことを発表した。

従来は石垣島~宮古島、久米島~沖縄本島の2区間をNTT西日本と沖縄県が保有する既設の海底ケーブルで結んでいたが、ここから更に2区画を追加して4島を結ぶネットワークを整備するという取り組みであった。

今回整備が完了した沖縄セルラーの光海底ケーブル「YUI」は沖縄本島〜石垣島、宮古島〜久米島を繋ぎ、既存の海底ケーブルと合わせることで4島をつなぐネットワークが完成した。

「YUI」は60Tbs以上の信号伝送が可能な光波長多重伝送方式を採用しており、今回の整備によって、沖縄本島、宮古島、石垣島、久米島の4島間での大容量通信が可能となった