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2022年のスマホ市場でAppleが圧倒的シェアを獲得!国内メーカーの奮闘はなぜ認知されにくいのか?

シャープは3日、東京都内で夏商戦向けの新型スマホ「AQUOS(アクオス)R8 pro」など3機種のテレビCMの完成イベントを開くなど、国内スマホメーカーも新作発表に力を入れてきています。

しかし、そういった企業努力も届かず、国内メーカーの立ち位置は危ういものとなっているのが現実てす。

 国内メーカーは決断を苦しい状況

調査会社BCNによると2022年の各メーカーシェアは上図のようになり、アップルが60%越えの1強と言える状況でした。

近年ではarrowsシリーズで知られるFCNT(旧富士通)か民事再生手続きを、タフネススマホの京セラも事業縮小を行っており、シャープ・ソニーが最後の砦となっている状況です。

国内メーカーの強みとは

日本製のスマホは「質がいい」と言われますが実際はIT分野では遅れをとっているため、近年では必ずしも良質というわけありません。

そんな中でも筆者が感じている国内製品の特徴は「日本人に合わせた造り」です。

いろんなスマホを持ち比べてくると特にシャープ製品は手にしっくりする感じが強く、日本人の手の大きさに合わせた細かい調整をされていることがわかります。

しかし、一般の方がその違いに気づくには複数台のスマホを比べる必要があります。

オンラインでスマホを契約できる現代では実物に触れる機会も少なく、国内スマホメーカーに向かい風を与える時代になってしまっていることは残念と言えるでしょう。