ネット回線について

新居でのネット回線選びガイド!スムーズな引っ越し手続きを。

今の家はマンションにネット回線がついていたけど今後引っ越す時にどうすればいいのかんなど、引っ越し時のネット回線選びにお悩みではないですか?

実際に本職としてネット販売をしている管理人が、引っ越しの際に必要になってくる手続きを紹介します。

特に、ネット回線の設定や契約に不慣れな方にとってはタメになる内容ですので、ぜひご参考にしてみてください。

※料金表示は全で税込みで記載しています。

新しく契約する場合

今のネット回線にこだわりがない、もしくは不満があるので別の回線に変更したい方はこの機会に新規契約をしてみましょう。

それぞれの回線に料金や特性の違いがあるので、わかりやすく以下にまとめてみました。

固定回線の場合

まず頭に浮かぶのは固定インターネットで、直接ケーブルで接続するのでホームルーターやモバイルWi-Fiよりも高速通信ができることが特長です。

NURO光の速度平均(428719件)
平均Ping値: 11.73ms
平均ダウンロード速度: 586.51Mbps
平均アップロード速度: 553.94Mbps
参考:みんなのネット回線速度



フレッツ光が有名ですが、最近は携帯とのセット割引ができる「コラボ光(ソフトバンク光・ドコモ光・auひかり)」が主流となってきています。

また、ほとんどの会社で乗り換え時の費用を負担してもらえるので、現在のネット回線の解約金などが心配の方も安心です。

固定回線の金額(一戸建て)

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※:2年更新の場合(プロバイダ料金込み)

ここに記載していないものでフレッツ光やeo光がありますが、最近ではソフトバンク・ドコモ・auが運営する「コラボ光」が主流になっています。

スマホとのセット割もあり、料金もわかりやすいのでこちらの中からの選択が無難かと思います。

速度は最大1Gbpsのプランが通常ですが、最大10Gbpsの高速プランも選ぶことができます(料金は少し上がります)。

固定回線の金額(集合住宅)

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※2年更新の場合(プロバイダ料金込み)

マンションタイプは同じマンション内での利用者で回線を共有するため、人数によって料金が変動します。

同時に利用する人数は速度にも影響を与えるため、利用者が多いマンションでは極端に速度が落ちることも珍しくありません。

固定回線のメリット

戸建てなら速度は各段に速い
通信環境が安定している
通信容量は無制限

固定回線のメリットは速度が安定しているとで、電柱から回線を直接自宅まで引き込むため、電波干渉などの影響も受けずに通信遅延も起こりづらいです。

速度に関してはホームルーターなどでは500Mbpsほどが限度なのに対し、固定回線の有線接続では1Gbps(1,000Mbps)を超えることも珍しくありません。



家族など複数人でインターネットを利用される場合は安定性のある固定回線が適しており、リビングの大画面で4K動画や8K動画などを見る場合は固定回線の速度が必須となります。

また、オンラインゲームも内容によっては固定回線でないとカクついてしまうことがあります。

固定回線をオススメする人

複数人の家族でネットを利用する方
大画面かつ高画質で動画を見る方
速度が必要なネットゲームをする方

固定回線のデメリット

工事が必要な場合は面倒
料金プランが多くて複雑
マンションタイプは速度が遅い
モデム周りが汚くなる

固定回線のデメリットは一言で言うと「複雑さ」です。

開設時には工事が必要な場合があることから始まり、家の状態や工事業者の込み具合によっては申し込みから開通まで数カ月かかってしまうことや、工事代金がかかってしまうこともあります。

そのほかにも「2年更新or3年更新」、「Wi-Fiのルーターは含まれているのか」、「マンション内の利用者数によって変動する料金」など、サービス内容の分岐ポイントがたくさんあります。

そのため、「パソコンは持ってないので、インターネットはスマホやタブレットだけで使う」という方は他のネット回線を使ったほうが気楽に使えます。



さらに電話機の周りに最大二つのモデムとWiFiルーターなどの機械が設置されることになるので、配線回りがごちゃごちゃと汚くなってしまうこともあります。

機械に詳しくない方や、万が一のトラブルを相談できる知人が身近にいない方は他のネット回線を選択するのが無難とも言えます。

固定回線をオススメしない人

ネットや機械に詳しくない方
マンション住まいの方
インターネットを頻繁に利用しない方
引っ越しを頻繁にする人

ホームルーターの場合

SoftBank Airやドコモhome 5Gなどの設置型の家庭用Wi-Fiのことを「ホームルーター」と呼び、コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiとして近年利用者が増えています。

固定回線とモバイルWi-Fiの中間のようなもので、5G通信にも対応しているため弱点であった回線速度の問題も克服しています。

(参考:みんなのネット回線速度


難しい設定も必要ないため、初めてのネット回線選びに困ったらまずはこれを選んでおけば問題ないでしょう。

ホームルーターの料金

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※1:機種代金(実質無料×36ヵ月)込み
  ハッピープライズCP実施中でさらに割引
※2:種代金(実質無料×36ヵ月)込み

参考:【図解】Softbank Airの最新料金、実施中のキャンペーンや割引まとめ。

料金はスマホと同様で年間縛りもなくシンプルで、固定回線よりは安価になっています。

機種代金を割引と相殺しているため実質3年契約となりますが、多くのネット会社は元契約会社の解約時に残る機種代金を負担してくれるためうまく利用すればリスクは低くなります。

ホームルーターのメリット

近年はある程度速度が出る
工事不要で届いた日から使える
家の中での場所変更が簡単
契約・解約の仕組みがシンプル
通信容量は無制限

参考:関係者が暴露、ソフトバンクエアーを選ぶ前にチェックすべきメリットとデメリット

ホームルーターはスマホと同じ通信の仕組みなので、工事が不要で本体が届いたその日から使用することができます。

本体もケーブルは電源アダプタ1本とシンプルで、家の中ならどこに設置してもいいので配置を自由に変えることもできます。

通信速度に関しては遅いと言われていますが、最新機種では5G通信に対応しているため実用的な数値は出せるようになっています。

ホームルーターをオススメする人

ネット契約の仕組みがよくわからない方
数年以内に引っ越しの可能性がある方
複数機器でのネット利用は少ない方

ホームルーターのデメリット

住所によっては契約不可の場所も
10階以上は電波が届かなくなる
複数人利用は速度が遅くなる

参考:関係者が暴露、ソフトバンクエアーを選ぶ前にチェックすべきメリットとデメリット

ホームルーターは地域内での混雑を避けるために回線数を制限されており、住所によってはそもそも契約できない場合もあります。

また、スマホと同じように基地局の電波を使っているため、直接繋いでいる固定回線と比べると電波の安定性は劣ってしまいます。

そのため、利用場所や住所によっては電波が悪く速度が出ない場合もありますが、弱電の場合は8日以内であれば初期契約解除の要項に当てはまるのでキャンセルが可能です。

ホームルーターをオススメしない人

家族全員でネット利用をされる方

モバイルWi-Fiの場合

Y!mobileのPocket Wi-FiやUQモバイルのWi MAXなどの持ち運べるタイプの小型Wi-FiルーターのことをモバイルWi-Fiと言います。

数年前までは自宅で複数台のパソコンを利用するための契約が多くありましたが、ホームルーターの出現によりその役目もなくなりつつあります。

モバイルWi-Fiの料金

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※1:Pocket WiFiプラン2ベーシック+アドバンスOP
  機種代金(300円×36ヵ月)込み
※2:Pocket WiFiプラン2ベーシック
  機種代金(300円×36ヵ月)込み
※3:ギガ放題プラスS
  機種代金(550円×36ヵ月)込み

料金は端末代金が含まれていますが、契約期間の縛りはありません。

利用される方のほとんどが外出中に利用する複数デバイスのプランを節約されたい方だと思うので、下げることのできるプラン料金とモバイルWi-Fiの月額料金を比較してみるといいでしょう。

モバイルWi-Fiのメリット

外に持ち運んで使える

一台で複数端末のネット利用ができるため、モバイルWi-Fiを1台持ちあるいておけば他の端末をすべてカバーできてしまうのが特徴です。

スマホを複数持ちしている方やタブレットを利用されている方は、それぞれのプランを下げてモバイルWi-Fiにまとめることで通信費の節約が可能です。

モバイルWi-Fiをオススメする人

外出先でPC作業をする方
スマホを複数持ちしている方

モバイルWi-Fiのデメリット

充電が必要で長時間使用は不向き
電波が不安定になる

モバイルWi-Fiは電池式なので長時間の使用ができず、喫茶店や移動中でのPC作業など、利用できる場面は限定的となってしまいます。

また、回線速度や安定性に関しても他のネット回線と比べると劣ってしまうため自宅で使うことも不向きです。

さらに、モバイルSWi-Fiには帯域制限というものがあり、一定日数内に大量のデータ通信を行うと通信制限が発生する仕様もあります。

モバイルWi-Fiをオススメしない人

WiFiは自宅でしか利用されない方
本格的にインターネットを利用する方

引き継ぎたい場合

今あるネット回線を引き継ぎたい場合はどのように住所変更を行えばいいのでしょつか?

それぞれのネット種別によって手続き方法が違いますので以下に問い合わせや確認先をまとめておきました。

固定回線の場合

固定回線を転居先へ引き継いでご利用する場合は、引っ越し先でもその回線が利用できるか契約キャリアでの確認の手続きが必要です。

公式HPの案内に沿ってエリア確認を行い、工事を経て利用が開始されるのでまずは下記のページで確認を行いましょう。

ホームルーターの場合

「ソフトバンクエアー」や「ドコモ Home5G」などのホームルーターは各社で登録された住所以外での使用を禁止しています。

住所変更をする前に新しい場所で通信してしまうと利用停止になる恐れがあるので、かならず引っ越し前に住所変更を行いましょう。

しかし、事前に住所変更さえ行っていればそのまま持って言っても問題ないので、以下にまとめてある方法で住所変更を行いましょう。

なお、電話窓口は混雑時は30分以上待たされることも多いのでWebでの住所変更がオススメです。

モバイルWiFiの場合

Y!mobileのポケットWiFiやUQmobileのWiMAXはスマホと同様に別住所でも利用は可能なので、そのまま持って言っても問題ありません。

しかし契約内容に関する書面が届かなくなるので、引っ越し前後のどこかのタイミングで契約住所の変更は行っておくようにしましょう。

引っ越し時にオススメのネット回線

それでは引っ越しの際はどういった回線を選べばいいのでしょうか?

ソフトバンクエアーがおすすめ

通常の固定ネット回線であれば、開通時には工事が必要になってきますが、ソフトバンクエアーは契約後はコンセントに挿すだけでWiFiとして使えることが特徴なので面倒な工事が必要ありません

速度が心配な場合もあると思いますが、ソフトバンクエアーであれば万が一の場合でも初期契約解除ができるので安心です。

最近はモバイルWi-Fiの需要が低くなっており契約数はめっぽう低下しており、固定回線も4人以上の家族もしくは3階以上の一戸建てにお住まいの方でなければメリットを十分に活かすことはできません。

そういった意味でも、一度まずソフトバンクエアーを契約してみることをオススメします。

どういった家族構成で利用されるのか、どういった用途で利用されるのかなどによってどの回線が適しているかはもちろん変わってきます。
もしお悩みの場合はコンタクトページよりご連絡を頂けましたら忖度なくご率直な回答を差し上げますので、ぜひ管理人までお気軽にお問合せ下さい。