近年ではAndroidスマホの画面も大型化しており、その大画面を有効活用できるように異なる二つのアプリを同時に表示できる「画面分割」という機能が追加されました。
今回はその「画面分割」の使い方と便利な活用方法をご紹介します。
画面分割とは?
Androidでは画面を二画面に分割することで複数の画面を同時に見ることができます。
この機能を利用することで「動画とTwitter」を同時に閲覧したり二つの作業を同時に行ったり幅広く活用できます。
特別な設定は必要なく、標準機能として搭載されているので以下の方法で簡単に利用できます。
画面分割のやり方
Android11の場合
まず開きたい二つのアプリを開いておきます。
▼画面右下の□マークを押すことでこの画面になります。
その後、アプリのアイコンをタッチ(バージョンによっては長押し)して「マルチウインドウ」を押すだけで簡単にできます。
上下の画面割合の変え方
▼中央のバーを上下します
画面分割中に中央のバーを上下することである程度の幅割合を変えることができます。
なお横画面時でも画面分割自体はできるんですが仕切り線が中央に固定になってしまい、なぜか変更することができません。
横画面でも画面分割は可能
画面分割は横画面状態でも可能で、アプリによっては横画面の状態での閲覧の方が表示領域が広くなることがあります。
「画面の自動回転」をオンにしている状態であれば通常の画面分割した状態でスマホを横にするだけで設定できるので横画面分割になります。
画面分割の終わり方
画面分割を終わりたい場合の操作は簡単で、中央の分割線を上いっぱいスライドするだけです。
画面分割ができない場合の裏技
もし画面分割をしようとしたときに「このアプリは画面分割に対応していません」といったようなエラーが出る場合は、そのアプリはサイズ変更を行えない(=画面分割に対応していない)アプリとなります
そういった場合でも開発者向けオプションという機能から「アクティビティサイスの変更を許可」をオンにすることで強制的に画面サイズを変更できるようになり、対応していないアプリでも画面分割できるようになります。
※開発者向けオプションが分からない方はまず【別記事:開発者向けオプションの全項目とオススメ設定を解説!】をお読みください。
▼開発者向けオプションからアクティビティサイス変更を許可する
そして本来画面分割できないようなアプリを無理やり動かすことになるので実際にやってみるとフリーズするか、非対応側アプリが動かなくなりますことが多かったです。
なので非対応アプリは出来ないものと思っていただいたようが賢明かもしれませんね
画面分割の便利な使い方
Twitter+ライブ配信視聴
YouTubeでライブ配信を見ながらTwitterで呟いたり、リアルタイムで同じ趣味を持つ人たちと楽しめます。
為替取引+掲示板閲覧
為替取引をしている人はタブレットとパソコンなど複数端末でこういった事をしている人は多いと思います。外出中などでスマホしかないときに大きなニュースがあり、為替変動に注目しないといけない場面には役に立つはずです。
資料閲覧+ブログ執筆
正直ブロガーとしてこの例はあまり使うことはありませんが一応(笑)ブログでなくとも資料を複数同時に見ることはあると思います。
自分だけの便利な活用方法を見つけよう!
このようにAndroidスマホは画面を分割することで様々な使い方ができますが、その使い方はアプリの数だけ無限にあります。
自分なりの便利な使い方を見つけて、Androidを使いこなしましょう!