〜arrowsシリーズ〜
「FCNT株式会社(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社)」が展開するAndroidブランドの一つ..
現在は富士通グループから独立してポラリスグループのブランドとなっていますが2023年に民事再生手続きを行うことになりました。
スペック
「arrows 5G」は2020年7月に発売した5Gミリ派対応スマートフォンです。
arrowsシリーズでは5年ぶりとなるハイエンド機で、『Snapdragon800台』を搭載したハイスペックモデルです。
Arrows M05(前モデル)との違い
Arrows 5G | Arrows M05 | |
---|---|---|
サイズ | 約164㎜× 約76㎜× 約7.7㎜ | 約149㎜× 約72㎜× 約8.8㎜ |
質量 | 約171g | 約166g |
OS | Android™ 10 | Android™ 9 |
CPU | Snapdragon 865 | Snapdragon 450 |
バッテリー容量 | 4,070mAh | 2,880mAh |
内蔵メモリ | 8GB | 3GB |
ストレージ | 128GB | 32GB |
外部メモリ | microSDXC (最大1TB) | microSDXC (最大1TB) |
ディスプレイ | 約6.7インチ 有機EL | 約5.8インチ 液晶 |
アウトカメラ | 4800万画素+ 1630万画素+ 800万画素 | 1310万画素+ 500万画素 |
インカメラ | 3200万画素 | 800万画素 |
Bluetooth® | Ver.5.1 | Ver.4.2 |
防水 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
イヤホン ジャック | × | 〇 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
おサイフ ケータイ | 〇 | 〇 |
ワンセグ/ フルセグ | ×/× | ×/× |
HDMI出力 | ○ | × |
Arrows5Gの前機種はミドルレンジやエントリーモデルの機種になるため比較対象にはなりませんが、今までのFUJITSUの機種と比べるとスペックは大幅に向上しています。
大型スマホの部類に入りますが薄さは7.7mmとかなり当時のスマホではもっとも薄く軽量なスマホでありました。
しかし、大きく突出したアウトカメラが持ち味の薄さを潰してしまっている点は残念なポイントとなります。
arrows 5Gの特徴
amazonでは6~7万円ほど
公式ストアはキャリア販売は全て販売終了していますので、購入する際は【amazon】で探してみましょう。
相場は6万円~7万円(2023年3月時点)となり、ハイスペックモデルですが発売から期間が経過しているので安価になってきています。
arrowsのハイエンド機
arrowsでは5年ぶりとなるハイエンド機であり、全作は2015年に発売の「arrows NX」で当時のチップセットはsnapdragon 808でした。
本機は800台の中でも安定した高性能のsnapdragon 865搭載端末でAntutuベンチマークは45万点前後と同じチップセット搭載の機種と比べるとやや低くはなりますが、普段使いでは十分すぎるスコアとなります。
5Gミリ派対応
5G回線の中でも最も高速なミリ派に対応しています。
完全に運用できる地域は少ないものの、受信時最大4.1Gbpsの超高速通信で約30秒の動画も約1秒でアップロードできます。
4,800万画像のアウトカメラ
アウトカメラ・インカメラ、どちらで撮影しても高画素のカメラが特徴です。
さらにarrows独自のワイプ撮影と組み合わせることで、アウトカメラとインカメラが同時に撮れるので風景と同時に自分の顔を写したりと撮影の幅が広がります。
FASTフィンガーランチャー
Arrows 5Gには他の機種にはないオリジナル機能の「FASTフィンガーランチャー」が搭載されており、あらかじめ登録しておいたアプリを指紋認証後に直接開くことができます。
これがものすごい便利で、指を変えて最大5個まで登録可能なためロックを解除する指ごとに起動するアプリを設定したりすることも可能です。
泡ハンドソープで洗える
公式で「泡ハンドソープ」や「液体タイプの食器用洗剤」で洗えたり、「アルコール消毒液」、「ウエットティッシュ」に対応していることを発表しています。
付着している雑菌の数は便器よりも多いと言われることもあるくらいスマホは汚れやすいので、ハンドソープに対応していることはかなりポイントが高いです。
HDMI出力に対応
なんとDisplayport alt modeに対応しているため、Type-CコネクタからHDMIでテレビとつなぐだけでテレビの画面にスマホ画面を投影する「ミラーリング」ができます。
これはハイエンドスマホでも珍しい機能で、動画配信などにも応用ができます。
参考記事:Displayport alternate mode(HDMI出力)対応のスマホ機種一覧
Type-C↔HDMIケーブル
amazonレビュー(★4.1)、楽天レビュー(★4.63)のMacLab製TypeC-HDMIケーブルです。
Type-C⇔DisplayPortケーブル
amazonレビュー(★4.3)のUni製TypeC-DisplayPortケーブルです。
3.5mmイヤホンマイク端子はない
最近のスマホでは増えてきましたが、3.5mmイヤホンジャックが廃止されているのは非常に残念です。
そのため、有線でイヤホンを接続する際はType-Cアダプタが必要となります。
無線利用ができるイヤホンなどをお持ちであればbluetooth接続で利用可能です。
3.5mm Type-Cアダプタ
3.5mmイヤホンジャックが搭載されていないスマホをヘッドホンと有線接続するためにはこういったアダプタが必要になります。紛失してしまうことも多いので、イヤホンジャックはなるべく搭載してほしいところではあります。
ワイヤレスヘッドホン
私も現在使用中の無線接続可能なヘッドホンです。値段の割に安定した高品質かつノイズキャンセリング機能も搭載されているので使用感は大満足です。