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ASUS ROG Phone 2【2019年11月発売/国産】

ゲーミングスマホというものを聞いたことありますでしょうか?本日はASUSより2019/11に発売したROG phone2について紹介します。

これを記載している頃はすでにROG phone3が発売しているので、前作のレビューにはなってしまいますがぜひ新作の購入を考えている方の参考になればと思います。

詳細のスペックについてはいろんなサイトで紹介されているので端的に良いのか悪いのか、本当にゲームに適しているのかを説明します。

ゲームのサクサク感

ゲーミングスマホというくらいなのでもちろん文句のつけようがなくサクサクでおそらくandroidの中では最強(当時の機種群では)かと思います。

ただ期待すぎには注意していただきたいのが、近年スマートフォンの進化スピードが著しいものになってきたためにゲーム側の進歩が追いついていないんです。PUBGであったり荒野行動、その他の一般的に言われる高負荷なゲームを問題なく動かせるレベルまで大半のスマホは進化してるため、一定水準以上の機種になるとその性能を持て余すというのが現実です。

もっと言えば、サクサクに関しては正直iPhoneの方がが凄かったりします。というのも、そもそもiOS版のアプリはすべてiPhoneで動かすことを前提に特別に作られてるので最適な状態で動かすことができるのです。だからiPhoneはメモリ2GBや3GBであの高速な動きができるんです。ズルですね。

リフレッシュレート120Hz

画面の更新速度です、ヌルヌルとした動きと表現されます。ROG phone 2は一般的な機種が60Hzのところを120Hzまで出すことができるので文字数の多いサイトなどでのスクロールでは文字の残像が出なく非常に見やすいです。

ただここにも問題があり、電池が倍減ります。ゲーム機ならいいんですが、一応携帯電話なので電池消耗は気にしますよね。使い始めは嬉しくてフルで使うんですが1ヶ月も立つ頃には結局60Hzまで落として使っています。

あとそもそも120Hz対応のゲームがほぼないのが致命的です。今後に期待ですね…(PUBGも60Hzまでなので120Hzモードにしても意味はありません)

音響、サウンド

これは本当にすごいです。この機種で一番驚いたのが音響技術でした。

この機種って電源つけたときに「ジャゴン!!」って効果音がなるんですが、その立体感とリアル感が凄まじく、端末が家に届いて初期設定をする時点でのファーストインパクトを与えてくれます。周りの人が振り向くレベルで凄いです。

横向き操作の時に立体音響になるように配置された複数の高性能アンプのおかげで、3Dサウンドにもなり、相当な大音量でも音割れしません。

また、アウトドアモード(音質は少し下がるが音量リミッターを外すモード)なる設定が搭載されているんですが、これをオンにするとスマホながら市販のスピーカークラスの音量になるので野外パーティやバーベキューの時にも活躍します。このモードは大音量すぎて壊れないか心配になります。

個人的にROG2の一番の特徴はこの圧倒的な音響性能だと思っています。

電池持ち

この機種、電池容量が6000mAhあります。

普段から結構なハードな使い方をするんですが、通勤時の電車の中で計2時間使用して休憩中にもゲームをしたり音楽を聞いたりしたいたので、基本的に電池が終日持つことはなくモバイルバッテリーは必須でした。しかしこの機種を買って初日に驚いたのが、同じ使い方をして家に帰ったときにまだ87%だったことです。

エアトリガー

数あるゲーミングスマホのながでこれだけの為にROG系を選んでも問題ないクラスで有能な機能です。

好きな場所に配置できるLRボタンなんですが、タッチ感もかなり滑らかで押しやすさ抜群。

そして気になるバトロワ系ゲームの操作感ですが、まぁ…ほぼチートレベルです。やってみたらわかります。これに慣れると普通のスマホじゃやってられません。

最後にまとめ

以上が総評になりますが、結論申し上げると買って損はないです。当時こそ15万円級ではあったのでコスパ的にどうかという感じだったのですが、10万前後なら普通に買いです。

まだROG3は購入していないんですが、機会があれば購入してレビューしようと思います。